渡辺翔太 舞台上でぼやき!?「全部光一のせいだ」
2023年09月10日 04:00
芸能
実際に稽古してみて大変だったことを聞かれ、渡辺は「光一君とのコミュニケーション」と即答。光一は極度の人見知りだといい「ダメ出しをいただいている最中なども一生目が合わない。渡辺と呼ばれても僕見てないんですよ」と斜め下を見ながら、様子を再現。「視線を合わせに行こうとしてもなかなか合わせてくれなくて、意外とシャイな方なんだな」と印象を語った。
目を合わせたかった渡辺は稽古後に意を決して「目が合わないので是非合わせるところから始めてください」と“直訴”。その後の変化については「目は合うようになりました。でもちょっとまだ下を向いてますね」と語り、笑いを誘った。
森本も「(光一との)コミュニケーションですかね」と天丼。「稽古を重ねていってしゃべる機会が増えていくと僕のキャラクターを分かってくださってイジってくれるようになった。舞台稽古中も緊張をほぐしてくれたり優しくイジってくれた」と振り返った。
光一は主演のSHOCKシリーズを1986回上演。日本演劇界における同一演目のミュージカル単独主演記録を更新し続けている。森本は「ドラマなどのお芝居が多かったからこそ何もかも知らない状態。歌にもお芝居が入ってたりするから歌詞をちゃんと聴いて、気持ちを動かしてお芝居してねとか、初歩的なことをわかりやすく丁寧に説明してくれた」と指導の内容を明かす。
渡辺も「画面の中のお芝居と舞台のお芝居の違いや、細かいセリフと体の連動など、凄くたくさんダメ出しをいただいた」と感謝。 唯一納得いっていないのは劇中版にある、作品おなじみのアドリブシーン。主演が一人でアドリブを繰り広げなければならないが、渡辺は苦手意識があり「結構公演数もある。自分にはプレッシャーだなと言うところで、もしよかったら違う演出やセリフを作っていただくことは可能でしょうか」と打診。しかし「苦手な奴ほどやらせたくなると、とにかく折れてくれなかったので腹をくくった」と愛のむちを明かした。
この日の公開稽古でもこのエピソードを明かし「今日から千秋楽までアドリブのシーンがおっくうだな。全部光一のせいだ。ステージ上では光一って呼べるんだ!」とぼやいて見せ、笑いを誘った。