中山秀征 ジャニーズ性加害会見に「いろいろと我々も考えていかないといけないということってことが…」

2023年09月10日 10:55

芸能

中山秀征 ジャニーズ性加害会見に「いろいろと我々も考えていかないといけないということってことが…」
中山秀征 Photo By スポニチ
 タレントの中山秀征(56)が10日、司会を務める日本テレビ「シューイチ」(日曜前7・30)に出演。故ジャニー喜多川元社長の性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が7日に行った会見について言及した。
 会見では、藤島ジュリー景子氏が社長を退任し、少年隊の東山紀之が5日付で新社長に就任したことを発表。東山は性加害問題を事実と認め「鬼畜の所業」「人類史上、最も愚かな事件」と断罪した。今後は年内でタレント業を引退し、被害者対応に当たる。また、注目された「ジャニーズ事務所」の名称変更は行わず改革に取り組む方針を示した。会見後には複数のスポンサー企業が同事務所所属のタレントの広告起用を見送る方向性を示している。

 中山は「井ノ原君が言ってましたけど、今、芸能界の中にこれまでにもあるような、そういった忖度、あるいは自身の中でのそれぞれのルールみたいなものが、長年培ってきたものの中にあったりする。それをその日にすべて変えることはできないけれども、それも含めて立ち止まって、いろいろと我々も考えていかないといけないということが、今回の会見を見ている感じることがありました」と自身の受け止めを話した。

 ジャニーズ事務所が設置した「再発防止特別チーム」が8月29日に開いた会見では、性加害問題の原因について「ジャニー氏の性嗜好異常」「メリー氏による放置と隠ぺい」「ジャニーズ事務所の不作為」「被害の潜在化を招いた関係性における権力構造」を挙げ、その背景として同族経営の弊害やずさんな管理体制、ガバナンスの脆弱性、マスメディアの沈黙、業界の問題を指摘していた。

 メディアの責任について、中山は「テレビが始まって70年という歴史の中で、いろんなことがさまざまな形になってきました。いろいろとメディアで放送する側としても、タレントとしても、いろいろ考えていくところではないかなというのも感じました」と述べた。
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