成田悠輔氏「事務所所属は彼らの選択」　ジャニー喜多川氏の問題で「仕事失ってもしょうがないかなと」

　経済学者の成田悠輔氏が10日放送のTBS「サンデージャポン」（日曜前9・54）に生出演。ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長の性加害問題についてコメントした。 　ジャニー氏の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が7日に行った会見では、藤島ジュリー景子氏が社長を退任し、少年隊の東山紀之が5日付で新社長に就任したことを発表。東山は性加害問題を事実と認め「鬼畜の所業」「人類史上、最も愚かな事件」と断罪した。会見後には、複数のCMスポンサーが撤退の検討やジャニーズ所属タレントの起用見送りを発表した。

　櫻井翔や城島茂ら所属タレントたちは、番組などでこの問題に触れているが、「ほとんどの人は被害者だったり、もらい事故みたいでかわいそうと思う。ただ、個々のジャニーズタレントへの気持ちや感情をもとに“この問題を追求するのはかわいそう”ってなるのは違うかなと思う」と成田氏。

　さらに「これだけ問題がある組織って明らかになって時間が経っているにもかかわらず、ジャニーズ事務所に所属し続ける選択は彼ら自身の選択。独立したりゼロから始めるって道が残されているのに、事務所にい続けているので、それで結果として仕事を失ったりしてもある意味しょうがないかなと」と自身の考えを述べた。