上沼恵美子　ジャニーズ会見、東山紀之の新社長＆引退に「アカン！タレントの見本みせる使命の方が大きい」

　タレント上沼恵美子（68）が10日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ！」に出演。故ジャニー喜多川元社長の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が7日に開いた会見について語った。 　4時間を超える長丁場となった会見では、ジャニー氏の性加害を認めて謝罪。藤島ジュリー景子氏が社長を退き、新社長に少年隊・東山紀之が就任、年内でのタレント活動引退を発表した。今後、被害者と対話し救済していくことを約束。注目された「ジャニーズ事務所」の名称変更は行わず改革に取り組む方針を示した。

　上沼は「マスコミもジャニーズ事務所も、BBCで言われたんでエライことやと慌てて、建前でやってはると思いましたわ」と感想を語った。また、「東山さんが引退されて社長になります、というのが会見の目玉になってたけど。私、東山さんが社長って、おかしいと思うのよ」と持論を展開した。

　「社長なんかやらんでええと思う。才能あるピカピカの方。役者でもMCでもやってはる。道標としてそっちの指導をしてもらいたい。経営って難しい。芸能界に関係のない専門の人が寄ってたかってやってもええと思う」と指摘。「東山さんもったいないで。別に社長やらんでも、もっと適任者がいると思うねん。東山さんはタレントとして見本をみせて歩いていかないと。その使命のほうが大きいと私は思う」と訴えた。

　「でも男の中の男やから、命、人生をかけて…ほんまにそうしはると思う、ストイックやから。もったいなくない？もう電話しようかと思ったわ。“ちょっとアカンって、アカンって。あんたやめたらあかんって”って。ただ面識ないからさ」と苦笑いした。

　また、「井ノ原（快彦）さんのコメントが肩の力が抜けて自然体で聞きやすかったね」と評した。