掛布雅之氏 V間近の阪神の裏に四球数あり「岡田監督がシーズン前に球団に四球の査定を上げるように」

2023年09月10日 17:21

芸能

掛布雅之氏 V間近の阪神の裏に四球数あり「岡田監督がシーズン前に球団に四球の査定を上げるように」
掛布雅之氏 Photo By スポニチ
 阪神OBの掛布雅之氏(68=野球解説者)が10日、MCを務めるTBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。セ・リーグの首位を走る阪神の好調の要因について分析した。
 阪神は10日の2位・広島戦で終盤8回に勝ち越し、9月負けなしの8連勝。同一カード3連勝で広島に引導を渡し、優勝へのマジックを「5」とした。最短優勝は14日。

 掛布氏は、今季の阪神の四死球数に着目。打撃陣が選んだ四球は、リーグトップの443個(9日現在)で、投手陣が与えた四死球はリーグ最少の273個(同)となっている。

 この数字を示したうえで、掛布氏は「今年の阪神はそんなに打ってるわけではないんですけれども、打者が選ぶ四球の数が1番なんです。四球は4球は投げさせますよね。それだけ投手に球を投げさせるということは、投手は相当疲れますよね。与える四球が1番少ないということが、チーム防御率が唯一の2点台につながっている」と解説。そのうえで「岡田監督がシーズン前に球団に話を持っていって四球の査定のポイントを上げてくれないかと。0点何ポイントか上げているんですよ。それともう1つ岡田監督の素晴らしいのは、仮に無死一、二塁でベンチからサインがなければ、遊ゴロ併殺打を打ってもいいよと。三振してもいいよと、選手の失敗を受け入れるだけの大きさがある。だから選手は打席の中で凄く楽に自分の打撃ができるから、こういう四球の数も増えるということだと思います」と話した。
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