掛布雅之氏 藤浪晋太郎の“開花”に「負けても負けても投げさせてくれたアスレチックスにアッパレを」

2023年09月10日 17:50

芸能

掛布雅之氏 藤浪晋太郎の“開花”に「負けても負けても投げさせてくれたアスレチックスにアッパレを」
<レッドソックス・オリオールズ>5回1死一、二塁のピンチに3番手で登板したオリオールズ・藤浪(AP) Photo By AP
 阪神OBの掛布雅之氏(68=野球解説者)が10日、MCを務めるTBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。オリオールズの藤浪晋太郎投手(29)についてコメントした。
 藤浪は9日(日本時間10日)、敵地ボストンでのレッドソックス戦に3番手で登板。5回1死一、二塁のピンチに中2日でマウンドに上がり、イニングをまたいでパーフェクト救援して1回2/3を無安打無失点に抑えた。

 メジャー移籍1年目の藤浪は開幕からアスレチックスの先発ローテーションに入り、4試合に先発登板したが、制球が定まらずカウントを悪くして痛打を浴びる展開でデビューから4連敗。その後に救援に配置転換され、7月19日(同20日)に地区首位争いをするオリオールズにトレード移籍した。ここまでの通算成績は56試合(73回)で6勝8敗2セーブ4ホールド、防御率7・15。奪三振79で与四死球46、暴投6となっている。 

 掛布氏は「藤浪の活躍はすごくうれしいですし、負けても負けても投げさせてくれたアスレチックスにアッパレをあげてください。アスレチックス、ありがとうですよ」とアスレチックスに感謝。課題とされていた制球難について「スライダーを投げ過ぎていたんですね。スライダーが1番ストライクを取れる球なんですよ。そのスライダーに頼り過ぎると、投手じゃないんであれですけど、肘が下がってくるんだよね。下がると、ストレートが抜けるというんですよ。スライダーをたぶん減らしたんじゃないですかね」と分析し、再度「もう、ありがとうございます、アスレチックス」と強調していた。

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