「らんまん」第115話は19・2% 番組最高を更新 朝ドラ3作ぶり19%超 寿恵子が渋谷に待合茶屋

2023年09月11日 10:00

芸能

「らんまん」第115話は19・2% 番組最高を更新 朝ドラ3作ぶり19%超 寿恵子が渋谷に待合茶屋
東京・渋谷のNHK社屋 Photo By スポニチ
 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は8日、第115話が放送され、平均世帯視聴率は19・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが11日、分かった。第105話(8月25日)の18・5%を0・7ポイント上回り、番組最高を更新した。
 <※以下、ネタバレ有>

 昨年度後期「舞いあがれ!」の番組最高は16・9%(第10話、10月14日)、同前期「ちむどんどん」の番組最高は17・6%(第116話、9月19日)。朝ドラの19%超えは、2021年度後期「カムカムエヴリバディ」の19・7%(最終回・第112話、4月8日)以来3作ぶりとなった。

 この日は台風13号のニュースを伝えた直前の「NHKニュースおはよう日本・首都圏」(前7・45)が15・7%。前4週平均11・7%を上回り、「らんまん」に影響したとみられる。

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は07年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第115話は、気持ちを新たに再度、渋谷へ向かった寿恵子(浜辺美波)。弘法湯で身を清めてお参りに行く人に出会ったり、茶屋で出されたポルトガルの菓子「ボーロ」に感動したり、柳橋の芸者だったとよ香(入山法子)と葉月(実咲凜音)の話を聞き、渋谷の街に魅了されていく。万太郎(神木隆之介)のように渋谷を“観察”した結果、寿恵子は弘法湯主人の佐藤(井上順)らを座敷に呼び、この町で人と人をつなぐ待合茶屋を開きたいと伝える…という展開だった。
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