てぃ先生　相次ぐ悲劇…子どもの車内置き去りを防ぐ方法提案「後部座席に手荷物」フォロワーからも続々

　車内に置き去りにされた子どもが死亡する事件が相次ぐ中、現役保育士ユーチューバーで育児アドバイザー、顧問保育士としても活動するてぃ先生（36）が11日、自身のSNSで置き去りを防ぐ方法を挙げた。 　前日には、岡山県津山市の屋外駐車場に止めた車内に孫の目瀬陽翔ちゃん（2）を約9時間半置き去りにして死亡させたとして、県警は過失致死の疑いで、祖母を逮捕。「存在を忘れて仕事に向かってしまった」と容疑を認めている。陽翔ちゃんの死因は熱中症の中でも症状の重い熱射病だった。　

　てぃ先生は「車内にいるお子さんを忘れないための方法をいくつか共有させてください」として、「少しでも良いと感じたら試してみて」と訴えた。

　一つ目は、「後部座席に手荷物を置く」こと。「財布やスマホなどが入った手荷物を後部座席に置くことで、ほぼ強制的に後部座席を見る」とし、「『後部座席を確認する習慣』ではなく『後部座席で何かをする“目的”』を作って」と呼びかけた。

　次に「忘れ物防止トラッカーの活用」とした。「チャイルドシートにAirTagなどの忘れ物防止トラッカーを付けることで、自分が車から離れた時にスマホへ通知が届きます」と説明した。

　他にも「子ども用の音楽をかけてお子さんが乗っていることを意識しやすいようにする、車のキーに子ども用のキーホルダーをつけて思い出しやすいようにする、到着時間に合わせてアラームを設定する、送迎をしたら家族へスタンプでもいいので連絡するなど、各ご家庭の環境にあった方法を取り入れてもらえたらと思います」と勧めた。

　さらに、他のいい方法があれば「ぜひみんなでリプライし合って共有しませんか？お子さんの命を守るためによろしくお願いいたします！」と協力を呼びかけ、フォロワーらからは、自身が実践している方策が続々と寄せられていた。