林遣都「浅草キッド」でたけし役演じるも本人には「話せなかった」理由告白　「誰でもできる役じゃない」

　俳優の林遣都（32）が12日、NHKラジオ第1「ふんわり」（月～金曜前8・30）にゲスト出演。主演舞台「音楽劇　浅草キッド」（10月8～22日＝東京・明治座、10月30日～11月5日＝大阪新歌舞伎座、11月25、26日＝愛知県芸術劇場）について語った。 　ビートたけしが売れなかった若手時代をつづった自伝的小説の舞台化。たけし役を演じる林はオファーを受けた際、「誰でもできる役じゃないと思うので。断る理由はなかったし、チャンスというかこんなありがたいは機会ない」と今回の役どころを噛みしめた。

　番組の火曜パーソナリティーの木村祐一が「たけしさんとは会ってないんですか？」と聞くと、林は「1年前ぐらいに舞台に関係なく番組にお邪魔させていただいて。ごあいさつだけさせていただきました」と説明した。

　その時すでにたけし役を演じることが決まっていたという林だが、たけしには演じることを「話せなかったです」とポツリ。その理由は「まだ何も取り掛かっていない段階で今たけしさんを“やらせていただきます”とはちょっと言えなかったです」と打ち明けた。

　その上で、役に取り掛かっている現在は「（たけしが）若いころの話なので、単純にどんな20代だったのか聞きたい」とたけしとの再会をを望んだ。