安住紳一郎アナ ジャニーズタレントのテレビ出演「キャスティングに関するルールは禁止事項を作るべき」

2023年09月13日 10:55

芸能

安住紳一郎アナ ジャニーズタレントのテレビ出演「キャスティングに関するルールは禁止事項を作るべき」
TBSの安住紳一郎アナウンサー Photo By スポニチ
 TBSの安住紳一郎アナウンサー(50)が13日、メインキャスターを務める朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)に出演。ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、同事務所に所属するタレントを起用した広告の契約期間が満了した後、契約を更新しない方針を表明する企業が相次いでいることについて言及した。
 日本マクドナルドは12日、広告の契約期間が満了した後、契約を更新しない方針を表明。第一三共ヘルスケアも所属タレントを起用した広告を当面見送る方針を示し、花王は広告や販促の中止を発表するなど、スポンサーのジャニーズ離れが広がっている。

 番組では、「ニュース関心度ランキング」のコーナーで1位で、このニュースを取り上げ、経済同友会の新浪剛史代表幹事(サントリーホールディングス社長)が12日の定例記者会見で、「ジャニーズ事務所のタレントを起用することは、チャイルド・アビューズ(子に対する性加害)を認めることであり、国際的には非常に非難の的になる」と発言したことや、俳優の木村拓哉を広告に起用する日本マクドナルドが「いかなる人権侵害も許容することはできない」とコメントしたことなどを伝えた。

 安住アナウンサーは「グローバルな企業が広告を中止している中、テレビ業界は動きが鈍いですね」という視聴者の声を紹介した上で、「テレビ、ラジオ局、メディアもジャニーズ事務所と取り引きをしている企業の側面があります」とした上で、TBSテレビは見解を発表しているとし「TBSテレビは引き続きジャニーズ事務所に対して被害者の救済と人権侵害の再発防止を要望していくとともに事務所がどう着実に進めていくのかを今後も注視しながら適切に対処してまいります」と同局のスタンスを紹介した。

 そして「(ジャニーズ事務所の)東山新社長も“メディアとは、これからしっかり話し合いをしながら見直すべきところは見直していく”という話をされていました。私も個人的にそう思います。メディアと芸能事務所、特にキャスティングに関するルールは、ぜひこの機会に禁止事項などルールをしっかり作るべきだと思っています」と自身の考えを話した。
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