田崎史郎氏 小渕優子氏“ドリル事件”謝罪に「永田町で説明するのは初めて…1つのステップを踏んだ」

2023年09月13日 12:42

芸能

田崎史郎氏 小渕優子氏“ドリル事件”謝罪に「永田町で説明するのは初めて…1つのステップを踏んだ」
東京・赤坂のTBS Photo By スポニチ
 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が13日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。自民党新執行部が同日、党本部で就任記者会見に臨み、小渕優子選対委員長(49)が、2014年に政治団体の不明朗な政治資金支出で経済産業相を辞任したことを巡り「大変なご迷惑をおかけした。心からおわび申し上げたい」と陳謝したことに言及した。
 小渕氏を巡っては、14年に後援会主催の観劇会の不明朗な会計問題が発覚。15年に元秘書2人が執行猶予付き有罪判決を受けた。この事件では、検察の家宅捜査を前に、事務所のパソコンのハードディスクが電気ドリルで穴が開けられた状態で見つかっている。前日12日には、小渕氏の重職登用報道を受けて、「ドリル優子」がX(旧ツイッター)でトレンド入りもしていた。

 小渕氏はこの日の会見で“ドリル事件”について「私自身、記者会見を開かせていただきました。あらためてお詫びと説明をさせていただき、質疑応答も時間(制限)なく、すべての質問に答えさせていただいて、できる限り誠意をもってお答えさせていただいた」とし、「もし十分に伝わっていない部分があるのであれば、それは私自身の不徳の致すところだと考えています。反省を持ち、決して忘れることがない傷として歩みを進めていきたい」と目に涙をため、声を詰まらせながら話した。

 田崎氏は「涙ぐんで声を詰まらせていましたよね。小渕さんは10年前、経済産業大臣を政治資金問題で辞められたんですけれども、その時、説明しないで辞められているんですよ。その後、地元では記者会見されているんですけれども、東京・永田町で説明するのは、これが初めてなんです」と説明。「それが問われる原因になっているわけで、最初の会見で問われたっていうのは、これでよかったんじゃないかと思う。厳しく問われて、それで答えたってことで1つのステップを踏んだということです」と自身の見解を述べた。そして、「この後、選対委員長は定例の記者会見がないので、そんなにこういう場面というのは、もうないんじゃないかと思います」と話した。
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