「らんまん」寿恵子まで揶揄「水商売」ネット憤慨も「職業は関係ない」万太郎は目立ちすぎた…徳永教授警告

2023年09月14日 08:15

芸能

「らんまん」寿恵子まで揶揄「水商売」ネット憤慨も「職業は関係ない」万太郎は目立ちすぎた…徳永教授警告
連続テレビ小説「らんまん」第119話。徳永(田中哲司)から南方熊楠に深入りするなとクギを刺された万太郎(神木隆之介・左)は…(C)NHK Photo By 提供写真
 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は14日、第119話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第119話は、国が推し進める神社合祀令に反対している南方熊楠に深入りするな、と徳永(田中哲司)からクギを刺された万太郎(神木隆之介)。しかし、野宮(亀田佳明)から神社の森の悲惨な現状を伝える手紙が届き、居ても立っても居られなくなる。一方、寿恵子の店に早川逸馬(宮野真守)が現れ、万太郎に資産家の青年・永守徹(中川大志)を紹介し…という展開。

 徳永の忠告にも、万太郎は次の植物採集地を熊野にしたいと告げ「植物学教室は、日本の植物学の砦です。国のためではなく、植物学のために…」。徳永は万太郎を遮り「それ以上言うなら。大学本部より問い合わせがあった。教員の妻が渋谷で水商売をしているのはいかがなものかと」「冷やかしの商売だろ。中で何をされているか分かったもんじゃない」「だからもう目立つな!いいか槙野、私もこれ以上はかばえない」――。万太郎の影が床に長く伸びた。

 役所勤めの百喜(松岡広大)が帰宅。「今日、うちの役所に理科の先生方がいらしてさ。お父ちゃんに教科書書いてもらいたいって。東京帝国大学のお墨付きが欲しいんだって」。千歳(遠藤さくら)も「講演会も呼ばれるもんね。助手なのに、目立ちすぎてるよね」と応じた。

 SNS上には「水商売じゃないよ。ひどい」「寿恵ちゃんのお店を水商売だなんて」「ええー、寿恵子の職業は関係ないし」「お寿恵ちゃんのお店に何の関わりもない人が勝手なことを言うんだよね」「田邊教授があることないこと書かれたことも思い出してしまいますね」「まさか徳永教授から寿恵ちゃんの仕事にケチをつけられるとは」「徳永教授も難しい立場じゃのう…。国や大学の意向には逆らえないし、万太郎のことはかばってあげたいだろうし…」「実際に水商売要素もあると感じます。万太郎と寿恵子さんの尊厳を踏みにじるようなクレームは耳に入れないよう、徳永先生が守ってくれていたことが判明。やはり徳永先生はバランス感覚の良い社会人」などの声が上がった。

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