日テレ ジャニーズ性加害問題によるキャスティングの変更は「現時点ではない」「事務所の対応を確認」

2023年09月14日 16:14

芸能

日テレ ジャニーズ性加害問題によるキャスティングの変更は「現時点ではない」「事務所の対応を確認」
日本テレビ社屋 Photo By スポニチ
 日本テレビの10月期改編説明会が14日、オンライン形式で行われ、ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長(2019年死去)による性加害問題を受けてのキャスティグへの影響を説明した。
 国際的にも問題となっている性加害問題。外部専門家による「再発防止特別チーム」の調査報告書を受け、事務所側は7日に会見を行い、再建へ向け藤島ジュリー景子社長の退任と、少年隊の東山紀之の新社長就任を発表した。13日には、今後1年間の広告や番組などの出演料に関して全てタレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は受け取らないと表明した。

 企業によるジャニーズ事務所所属のタレント出演のCMや広告契約の見直しが相次いでいるが、同局は、番組のキャスティングについて「現時点に関しましては編成方針の変更の予定はないが、今後も事務所の方と対話をしていきながら、対応の方を確認していきたい」と説明。

 日本テレビ「news zero」(月~木曜後11・00、金曜後11・30)でキャスターを務める嵐の櫻井翔について、同局は「編成方針の変更はございません。今後事務所の対応を確認していきたい」とコメントした。

  また、ジャニーズ事務所所属タレントが主演を務めてきた「シンドラ」枠(火曜深夜0・59)については、日本テレビコンテンツ戦略局総合編成センター部長の江成真二氏は「現状のところでは、出演者に関する起用の方針に変更の予定はありません。ただ、(事務所の)対応を注視していきたいと考えております」と話した。「シンドラ」は、2017年6月から新設された連続ドラマ放送枠。今回の説明会では10月からのドラマの主演や作品の中身については発表せず「調整中」とした。
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