カンニング竹山 出演料等めぐるジャニーズ事務所の発表に疑問「被害者に回さなくていいの?」

2023年09月14日 14:50

芸能

カンニング竹山 出演料等めぐるジャニーズ事務所の発表に疑問「被害者に回さなくていいの?」
カンニング竹山 Photo By スポニチ
 お笑いタレントのカンニング竹山(52)が14日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、同事務所が13日に発表した対応についてコメントした。
 弁護士3人による「被害者救済委員会」を作り、補償受付窓口を開設することを発表。また今後1年間、広告や番組などの出演料に関して全額を所属タレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は受け取らないとした。7日に事務所が会見を行って以降、大手企業が相次いで所属タレントの広告起用を見直す方針を明らかにしている。

 この発表について、竹山には一つ、疑問があるという。「マネジャーという社員がいますよね。会社員ですから。この給料はどこから出すのか?タレントをやっていると、女性も男性もスタイリスト代、メイクさん代、事務所によっては送り迎え、事務所によってやり方違うんですけど、そのへんのところはどこから捻出していくんだろう?とか。タレントさんのギャラから出すのだろうか?とか、会社が補償するのかとか」。会社が補償した場合についても「その金を被害者(の救済)に回さなくていいのかな?とか」と首をかしげ、「それが一見、なるほどと思うようで、具体的にお金のそろばんをはじいていくと、そのへんのシステムはどうするのか疑問があります」と口にした。

 竹山の意見は、会社組織の解散と新組織の設立。「いったん会社終わりますと。タレントさんも独立するならやっていいですと」。さらに「新しい会社作りますと。残る人はそこでやりましょうと。(事務所の名前も)変えて、新しいプロダクションを作りますと」。被害者の補償については「補償の団体を作って、持ち株も全部売りますと。そこの団体が補償していきますということをしないと、世間が収まらない」と提案した。
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