宮根誠司　ジャニーズの出演料などの発表、ファンクラブ収益に言及し「被害者の救済に充てられることも…」

　フリーアナウンサーの宮根誠司（59）が14日、MCを務める日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜後1・55）に出演。ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、同事務所が13日、今後の対応について発表したことに言及した。 　同事務所は、弁護士3人による「被害者救済委員会」を作り、補償受付窓口を開設することのほか、今後1年間、広告や番組などの出演料に関して全額を所属タレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は受け取らないとした。

　7日に事務所が会見を行って以降、大手企業が相次いでタレントの広告起用を見直す方針を明らかにしている。

　スタジオでは、コメンテーターの杉村太蔵が「ファンクラブはどういうふうに整理するかって難しくないですか」と疑問を投げかけ、宮根も「ファンクラブはファンクラブでそのまま（事務所が）やるのでは。（発表の出演料は）広告出演並びに番組出演なので、たとえばライブとかコンサート、ファンクラブの収益は、言及されてないですよね」と言及。コメンテーターの橋本五郎氏の「ファンクラブの収入って大きな収入なんでしょ」には、宮根は「ひょっとして、そのお金が被害者の救済に充てられることもあるんですかね。ちょっと分からないですけど」と応じた。ここで、企業のリスク管理に詳しい桜美林大・西山守准教授は「被害者の救済のお金をどこから充てるかというのは非常に大きな問題で、タレントさんが稼いだお金なのか、広告を出していただく企業からなのかというと、それはそれで支障がある場合もありますよね」と言い、宮根が「来月早々に新体制が出るので、発表があるかもしれません」とこの話題をまとめていた。