日向坂46潮紗理菜が卒業発表　今後は「ゆっくりと考えたい」　11月発売アルバムでの活動で区切り

　日向坂46潮紗理菜（25）が14日、自身のブログで、グループを卒業すると発表した。11月8日にグループの2枚目アルバムの発売が発表されており、「私、潮紗理菜はこのアルバムの活動をもって日向坂46を卒業します」とつづった。 　潮は2016年に前身の「けやき坂46」の1期生としてデビュー。「この約7年半はあまりに濃く、深く、こうして今振り返ると自分探しの真剣な旅でもあり、大冒険だったなと思います」と振り返った。

　もともと乃木坂46のファンだった潮。「私は中学2年生の時に乃木坂46さんと出会い、嬉しい時も悲しい時も乃木坂46さんが隣にいてくださりました」とも明かした。憧れから、自らも飛び込んだアイドルの世界。「キラキラ輝いて目に映っていた世界は本当にキラキラしていました　今でもこの奇跡を信じられないほど、私には眩しすぎる世界で」と表現した。

　ファンに対しては「明確な夢を持たぬまま入った私にとって応援してくださる皆さんは原動力の全てでした。皆さんのお顔を思い浮かべたらどんなことも前を向いて頑張れました。皆さんがいてくださる。これは何にも変えられない絶対的な安心と心の支えでした」と、感謝の言葉をつづった。

　一方で、「ある時からこの場所や環境に甘えているのではないか、日向坂46に少しでも貢献できていることはあるのかな。とその場で足踏みをしている自分に悩み、一歩先のことを考えるようになりました」と告白。「たくさんの夢が叶い、今が一番幸せだなと思えたこと、そして後輩も増えて日向坂46の未来が楽しみだなと思ったこのタイミングで新しい一歩を踏み出すことを決心しました」と、卒業に至る心境の変化を説明した。

　卒業後の進路については、「今後のことはまだ決まっていません。ゆっくりと考えたいと思います」とするにとどめ、「残りの時間を大切にして感謝の気持ちをたくさんお伝えしていきたいです。心から『ありがとう』を込めて」と投稿を締めた。