玉川徹氏 日大アメフト部の薬物事件、現役部員9人関与の可能性に「温床…存続を考えなければいけない話」

2023年09月14日 18:55

芸能

玉川徹氏 日大アメフト部の薬物事件、現役部員9人関与の可能性に「温床…存続を考えなければいけない話」
テレビ朝日 Photo By スポニチ
 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が14日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。日大アメリカンフットボール部の寮で大麻や覚醒剤が見つかり、部員が逮捕され麻薬取締法違反(所持)罪で起訴された事件で、他にも9人の現役部員が違法薬物に関与した可能性があるとして大学が調査していることに言及した。
 違法薬物に関与した可能性があるとして警察から4人の現役部員が警察の任意聴取を受け、さらに5人が聴取の依頼を受けていたという。警視庁は、覚醒剤と大麻を所持したとして男子学生(21)を8月5日に逮捕。東京地検は覚醒剤を麻薬と誤認していたとして麻薬取締法違反罪で起訴し、大麻取締法違反容疑は処分保留とした。捜査関係者によると、男子学生は「他の部員と一緒に吸った。寮で見つかった大麻はその残り」と警視庁に説明した。

 警視庁は8月22日、寮を再び捜索し、被告とは別に大麻所持などの疑いがある部員4人を任意聴取していた。日大は31日付で寮を閉鎖し、9月1日、部を無期限活動停止にしたと発表していた。 日大広報課は取材に「4人は既に報道されている通り(警視庁の聴取を受けた)。他に5人が参考人として聴取の依頼を受けた」と回答した。

 文部科学省は8月22日、捜査機関への連絡が遅れた原因などを第三者委員会で調査し、9月15日までに報告するよう日大を指導。関係者によると、日大側は調査が間に合わないとして期限の延長を求めている。

 玉川氏は「部員の中の1人がふらちな行いをやったということで、たとえば連帯責任をとってみたいなのは僕は好きじゃないんです。しかし、1人じゃなくて4人、さらに5人ということになると、今のところまだ分かりませんけれども、警察は部内での広がりを視野に入れて捜査しているということですよね」と指摘。「そうなるとその部が温床になっていた可能性があって、これはやはり体育会っていうのは、日大がある程度、部費みたいなものも含めて支援していることで成立しているものですよね。そうなると教育機関として大学が設置して支援しているその場で、温床になっていたってことになると、やっぱりと存続を考えなければいけない話になるんだろうなとは思いますね」と自身の見解を述べた。
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