紀藤正樹弁護士 ジャニーズの賠償金額に私見「1人300万円は裁判基準だと高額、交渉基準だと安い」

2023年09月15日 21:01

芸能

 弁護士・紀藤正樹氏(62)が15日に自身のX(旧ツイッター)を更新し、ジャニーズ事務所の賠償金額について私見をつづった。
 紀藤氏は「ジャニーズ性加害問題、賠償総額は30億円規模か 『民事裁判での賠償額はひとり300万円が水準』」というタイトルの記事を添付。これについて「300万円は裁判基準だと高額の部類に属しますが(セクハラ事件だと最高だと1000万円くらい)、交渉基準だと安いという感覚です。痴漢事件では500万円を超える例が多数あります」と解説した。

 この投稿に、あるユーザーから「え?セクハラで1000万、痴漢で500万、性被害で300万???被害者と被害の度合いを差別するつもりはなくこの賠償額の差はどう考えてもおかしいでしょ」というリプライが。

 紀藤氏は「裁判基準としてのセクハラ事件の中には長期間にわたる性被害の事案も含まれていますので1000万円はそうした数字です。痴漢での逮捕事件(1回的なものが多い)の場合の裁判前交渉事件の相場は50万円程度ですが最近では加害者側の痛みの感じる額として100万円~500万円程度になることも少なくありません」とした。
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