徳光和夫「今年はしょうがない。諦めきれる優勝」18年ぶりVの阪神に脱帽「惨めさを消してくれたのが…」
2023年09月16日 16:49
芸能
また、「去年の巨人-阪神戦からそうですけど近本、中野、8番に木浪、この3人がなぜかここで打ってほしくないところで妙にのびのび打ちまくったんですよ。大山、佐藤ってホームラン打者が巨人戦で勝利に結び付く一発を打つ」と打線も手ごわかったとし「岡田監督のインタビューの答え方が野球にあまり関心のない人たちまで拡散して面白がられまして、ついにパイナップルキャンディーをなめながら“アレ”発言が流行語大賞になりそうな今日この頃ですね」とアレもブームになったと振り返った。
そして「それにしましてもアレって表現がこれまで良い意味で使われてなかったような気がするんですけど、ニュアンス的にはね。“アレどうなってんの?”“アレ取ってくれる?”“何だよアレは?”って」とこれまでアレという言葉は良い意味で使用されることが少なかったとし「でも今や岡田監督によりまして堂々と表舞台で受け入れられているわけですからね」とメディア、ファンを巻き込んでの“アレ”ブームになったとしみじみと語った。
また、12~14日の阪神-巨人3連戦を振り返り「我がジャイアンツは甲子園3連戦で岡田さんに転がされっぱなしだったなって。3連戦を前にいたしまして、“相手は巨人やし、丁度どええやん”って、胴上げすることを予告されましてね、いとも簡単に実現しちゃった」と岡田阪神の強さにうなり「ジャイアンツファンといたしましては、ペナント制覇が完全に消えた時以上に目の当たりにした胴上げの悔しさ、これは本当に私なんか82歳、夏の終わりに味わうと思ってもみなかった」と目の前で胴上げされる悔しさを力説。その上で「でも、その惨めさを消してくれたのが岡田監督の優勝インタビュー。面白かったね。65歳だし、怖いものは何もなしだし、2位以下にお世辞、忖度もない。何ともほっこりさせてくれる。令和のノムさんみたい」と岡田監督の軽妙なインタビューで悔しさも消えたと徳光。「今の阪神に太刀打ちだけるのはバスケのアカツキジャパンぐらいですかね。今年はしょうがない。諦めきれる優勝でしたね」と阪神の強さに素直に脱帽していた。