福澤監督「VIVANT」大ヒットに「最初は怖かった…」来年定年も「まだ作り続けます」続編の構想も告白

2023年09月17日 19:24

芸能

福澤監督「VIVANT」大ヒットに「最初は怖かった…」来年定年も「まだ作り続けます」続編の構想も告白
日曜劇場「VIVANT」の主人公・乃木憂助を演じる堺雅人(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・30)最終回第10話が、17日に79分拡大版で放送される。最終回に先立ち、この日、新劇場「IHIステージアラウンド東京」でファンミーティングが開催された。同局・福澤克雄監督が登場し、同ドラマにかける思いを語った。
 「VIVANT」は、「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズなどドラマ史に残る大ヒット作を生み続ける同局・福澤克雄監督が原作を初考案したオリジナルドラマ。来年定年を迎える福澤監督の“集大成”とも言われる同作だが、最終回を前に早くも続編を期待する声などが高まっている。世間の「VIVANT愛」に答える形で、ファンミーティングの開催が決定。定員を大きく上回る申し込みが寄せられたため、急きょライブ配信チケットの販売が決定した。

 「VIVANT」のヒットについて、福澤監督は「本当によかったかな。怖かったんですよ」と本音を告白。「今回、TBSも“行こう!”という感じで作らせていただいたのですが、普通に作っても、ダメだなと思いました」と回顧。「日本のドラマは国内向けにつくっているんですね。1億人でヒットすれば儲かるんですが…そろそろ世界に出ていかないといかんかなと思った」と、世界を見据えた構想だったと明かした。

 そして、「転換期になるドラマをつくらんといかん」という使命を抱いていたという。「私は定年ですが…まあ、まだ続けますけど、まあ失敗してもいいかなと思っていました。テレビ社員のいいところですが、、失敗しても給料が変わらないのがいいところ」と、茶目っ気たっぷりに振り返り「人生はかけますけどね。『半沢直樹』のときも周りから反対されましたが、ああいう結果にしていただいた。成功例に基づいたドラマ作りは、安心感がある。だけど、作り手より、皆様の方が、はるか上を言っている。みなさんに新しい物をお見せしたいという気持ちで臨んだ」と、熱い思いを打ち明けた。

 また、続編の可能性について「正直に言うと、僕の中では第3部まで考えて作ってる」と告白。この構想が実現されるかどうかは「みなさん次第です」と茶目っ気たっぷりに呼びかけた。

 秘話盛りだくさんのファンミーティング。ライブ配信チケットは、現在も下記リンクから購入可能。
https://tickets.tbs.co.jp/asp/evt/evtlst.aspx?kcd=113941&dmf=1
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