「VIVANT」最終回でも最後に“伏線”残した 乃木がノコルに伝えたことわざに「ベキ達は生きてる」

2023年09月17日 22:58

芸能

「VIVANT」最終回でも最後に“伏線”残した 乃木がノコルに伝えたことわざに「ベキ達は生きてる」
TBS日曜劇場「VIVANT」最終回。乃木憂助(左)とベキの運命はいかに…(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・30)最終回第10話が、17日に79分拡大版で放送された。第1話から圧巻のストーリーと映像で視聴者を“裏切り続けた”「VIVANT」だが、最後の最後にもまさかの“伏線”を張る展開を用意していた。
 最終回は開始直後から乃木(堺雅人)が別班を裏切っていなかったことが判明。事実を知って激昂するノコル(二宮和也)。優秀過ぎる別班の黒須(松坂桃李)、裏切りのゴビ(馬場徹)…と目まぐるしい展開で圧倒。

 そして、テントを解体させたベキはバトラカ(林泰文)、ピヨ(吉原光夫)とともに公安に逮捕されて日本へ。捕らえられたはずのベキたちはモニターだった警視庁公安部・外事第4課の新庄浩太郎(竜星涼)の協力により逃亡した。

 素直に公安に身柄拘束を許した理由は日本へ入国するためだった。その目的は復讐。相手は「日本」ではない。妻・明美(高梨臨)が残した最後の言葉「私たちをこんな目にあわせたやつを私は絶対に許さない。復讐したい。復讐して…」の願いを果たすため、バルカ共和国で自分たちを助けず、引き返す指示を出した俳優・橋爪功演じる指揮官だった。

 乃木はすぐに日本へ帰国し、父の復讐を止めようと奔走。そして、父親に拳銃を向け、自らの手で撃ち抜いた。ノコルに今回の事の顛末を報告すると、これもベキの考えのうちだったことが明かされた。ベキらの拳銃には一発も銃弾はなく、息子の手で殺されることを望んでいたのだった。

 最後にノコルは「墓はバルカに建てさせてほしいが、構わないか?」と尋ねた。すると、乃木は「皇天親無く惟徳を是輔く。花を手向けるのは、まだ先にするよ」と伝えた。そして、現場の家は火事で焼け落ち、ベキらの遺体は「煤同然で発見されました」と野崎が明かした。

 この乃木が発したことわざ「皇天親無く惟徳を是輔く」や、ベキの遺体の詳細などからネットでは「ベキ含め3人は生きている」「ベキもピヨもバトラカも急所は外していると思う。火事は見せかけで、なくなったように見せかけて、自由の身にさせたような気がする。乃木と野崎で」「やっぱベキ達は生きてるような…」「ベキ達は生きてるだろうね。そもそも麻酔銃とかかもだし。続編めっちゃ期待!」「急所を外して撃つのが得意な憂助だよ?」「最後の乃木の電話から推すると、ベキはまだ生きてるよな」「乃木がベキ撃ったときに駆け寄って抱きしめたけど泣き虫の乃木が泣いてないし、意味ありげな表情だった。よってベキは死んでない」と生存していると考察する声が多く上がった。
【楽天】オススメアイテム