B’z　大阪・長居公演「21日より予定通り開催」「協議重ね」7人重軽傷事故「改めて心よりお詫び」

　ロックユニット「B’z」の公式サイトが19日に更新され、開催中のツアー「B’z　LIVE-GYM　Pleasure　2023　-STARS-」で、この日予定していた大阪・ヤンマースタジアム長居での公演を21日に決行することが発表された。 　公式サイトは「昨日ご報告いたしました、福岡PayPayドームの撤去作業時の落下事故と今週から実施予定の長居スタジアム公演の開催についてのご案内を行わせていただきます」とし「まずはこの事故により、幸いにも命に別状はございませんでしたが、重軽傷者7名のうちスタッフ2名が回復に向け引き続き病院で治療を行っております」と説明。

　「メンバー・スタッフ一同、重軽傷を負ったツアースタッフ・アルバイトスタッフが一日でも早く回復されることを願い、改めて心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

　また「今回の事故を受け、ただちに事故原因の究明を行いました。ステージ完成時の安全性は確保されており、今回発生した事故は、撤去作業時に起因していたことが判明し、撤去作業の再検討及び見直しを実施いたしました」とし「その検証結果を元に、メンバー・スタッフ間で協議を重ね、ステージの一部部材をカットすることで、長居スタジアム公演が実施できると判断いたしました」と公演を実施することを発表。

　日時については「長居スタジアム公演は、上記の再発防止対策の為、一部ステージプランが変更となりますが、9月21日より予定通り開催させていただきます」とし「改めましてこのような事故が発生してしまったことを、ファンの皆様、関係各所全ての皆様に深くお詫び申し上げます」と再度謝罪した。

　そして「引き続き、長居スタジアム公演にご来場予定の皆様を始め、ファンの皆様、関係各所等、全ての皆様が今後のコンサートへのご来場に不安を抱かぬよう、メンバー・スタッフ一同徹底した再発防止策に努めて参ります」としている。

　同ツアーでは17日、福岡PayPayドームにて行われていたライブステージの解体作業中に、スタッフの負傷事故が発生。セットの一部が落下し、ツアースタッフ・アルバイトスタッフの計7名が重軽傷を負った。命に別状はないというが、18日時点で病院で手当を受けていることが明かされた。

　そのため、長居公演については「慎重に協議、検証を行っております」とされ、「今回の事故発生につきまして、ファンの皆様、長居公演にご来場予定の皆様、関係者の皆様には多大なご心配とご迷惑をお掛けすることとなり、大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」と謝罪していた。