立川志らく 性加害のジャニーズ名称変更問題に「本質はそこじゃない。今いるタレントたちをどうやって…」

2023年09月20日 13:12

芸能

立川志らく 性加害のジャニーズ名称変更問題に「本質はそこじゃない。今いるタレントたちをどうやって…」
立川志らく Photo By スポニチ
 落語家の立川志らく(60)が20日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。ジャニーズ事務所が19日、公式サイトで社名変更を検討していると発表したことに言及した。
 ジャニーズ事務所は「今後の会社運営に関するご報告」として「皆さまのご意見、ご批判を真摯に受け止め、今後の弊社の在り方について検討を重ねて参りました。本日、弊社取締役会を開催し、藤島が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認いたしました」と公式サイトに文書を掲載。今後「法務や税務その他の論点を精査する所存です」とし、10月2日には、その進捗内容を具体的に報告するとした。

 東山新社長は7日に会見。一度は「社名は変わらない」と明言したが、報道陣からの批判を受け、変更を検討する余地について「ある」と発言していた。芸能関係者によると、現在は新たな社名を検討している段階。一方、被害者への補償を担当する組織としてジャニーズ事務所を残し、全く新しい会社を設立。そこにタレントが所属する案もあるという。

 志らくは「社名を変更するってことは、被害者にとっては、とっても意味のあること。ただ、じゃあ社名を変更したからといって、打ち切られたCMを再契約してくれるのかっていったら、そんなことはないでしょ。だから本質はそこじゃないと思うんですよね」と持論を展開。「今いるタレントたちをどうやって今まで通りに活動できるように助けてあげるかっていうのが、ジャニーズがこれからそれについても考えていくとは思うんだけれども、CMからテレビ番組の方に流れたらどうするのか」と言い、「テレビ番組の人たちはそういう気持ちは今はないと思うんだけれども、でもCMがつかなくなって、どっか1つ、よしってなったら片っ端から番組なくなっていきますよ。だから、そうなった時に一体どうやってジャニーズの人たちを救ってあげるのか」と自身の考えを述べた。
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