古舘伊知郎 ジャニーズ起用CM相次ぐ撤退で様子見の必要性「“すぐやめてしまえ”ではなくて」

2023年09月20日 15:59

芸能

古舘伊知郎 ジャニーズ起用CM相次ぐ撤退で様子見の必要性「“すぐやめてしまえ”ではなくて」
古舘伊知郎アナウンサー Photo By スポニチ
 フリーアナウンサー古舘伊知郎(68)が20日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、ジャニーズ事務所の所属タレントに対する企業のCM離れについてコメントした。
 7日の会見で事務所が故ジャニー喜多川元社長による性加害を認めたことを受け、同事務所の所属タレントの起用を見送ったり、今後起用しない方針を示す企業が続出している。古舘は財界からも様々な意見が出ていることを前置きし、「そこから感じるのは、CMを発注する企業とか、テレビ局とか、新聞とか、ジャニーズ事務所とか、今回の当事者たちが様子を見ている感じがします」と述べた。

 ジャニーズ事務所は19日に取締役会を開き、公式サイトで文書を公表。「藤島(ジュリー景子前社長)が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認いたしました」と説明し、社名変更を検討していることを明らかにした。

 古舘は「当事者の人たちがもし様子をうかがっているのであれば、世論を見ているわけですよ。世論って移ろいやすいじゃないですか?世論の流れを見ているんだと仮にするならば、極論、世論調査をやればいいんですよ。ジャニーズ事務所をどうしたらいいのか、名称変更も、そっくり解散するのか、しないのか」と、自身の考えを示した。

 一方で「そこまで世論調査をやるかと言ったら、そういう案件ではないと。別に“私”の会社だから世論調査するべきものでもない」とも指摘。「だったら、もう一度戻って、新体制がどういう動きに出るのかというのは、ちょっと様子を見るべき時期かなと思います。“すぐやめてしまえ”ではなくて」と、様子見の必要性を口にした。
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