2025年春公開「実写版ゲッターロボ」 脚本の太田垣康男氏「監督との間に生じた方向性の違い」で外れる

2023年09月20日 18:20

芸能

 2025年春公開予定の永井豪氏と石川賢氏原作アニメ「ゲッターロボ」の実写映画の脚本を務める漫画家・太田垣康男氏(56)が20日、自身の公式X(旧ツイッター)を更新。「監督との間に生じた方向性の違いを埋める事が出来ず離脱」として脚本から外れたことを明かした。
 太田垣氏は「ご報告」として「実写版ゲッターロボ企画の脚本から外れる事になりました」と明かした。その理由については「監督との間に生じた方向性の違いを埋める事が出来ず離脱する結果となり残念でなりません」とした。

 それでも「今後はゲッターロボファンの1人として企画の成功を願ってます」と成功を願った。

 また、監督を務める岡部淳也氏も自身のXで「映画【ゲッターロボ】脚本体制の変更について」とし「この度、実写版『ゲッターロボ』の脚本開発におきまして、新たなゲッターワールドの創作を望まれる太田垣康男先生に対し、監督である私が望む原作漫画【石川賢】版に準拠した方向性の違いから、今後の脚本作業は岡部淳也 がメインとなり、脚本協力として田畑由秋先生の2名体制で行います」と説明した。

 また「年内には、新たなる脚本家の参加を予定しております」とし「卓越したストーリーテラーである太田垣康男先生の離脱は、皆様のご期待を損ねるニュースだと理解しております」としつつ「しかし、原作漫画【石川賢】版に準拠した脚本の実現。石川賢魂を如何に実写化することが私の理想です」と伝えた。そして「実写版『ゲッターロボ』を傑作として成立出来るよう、より一層尽力致します。何卒宜しくお願い申し上げます」としている。
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