安住紳一郎アナ ジャニーズ性加害、TBS社長会見に「私自身としてはまだまだ検証や改革が足りないと」
2023年09月21日 10:24
芸能
安住アナは「昨日、TBSの定例の記者会見が行われました」と切り出し、同局の佐々木卓社長の会見での主な発言を紹介した。佐々木氏は、7日のジャニーズ事務所の会見について「内容は具体性に欠けていて、不十分と判断した」とし、救済策などを示した要望書を、13日にジャニーズ事務所にコンプライアンス担当者役員が持参したと説明した。
また、「社内の報道関係者に話を聞きました」とし、「当時は男性の男性へのハラスメントが著しい人権侵害だという認識が乏しかった。もう1つは、週刊誌が報じた芸能界のニュースを芸能スキャンダルと一括りに過小評価してしまうという、判断ミスだった」と発言。「私自身、長く記者をしてきまして、自分自身を振り返りましても、人権意識の乏しさ、芸能界のニュースに対する向き合い方を思い出しますと、本当に恥ずかしい。報道機関としての役割を十分に果たせなかったことを反省している」などと述べた。
一方、ジャニーズ事務所のタレントの起用については「現在の契約している出演しているタレントに関しては何ら変わりはない。これまでご出演の皆さんは引き続き、出演していただく」と説明。今後の起用については「どう人権を改善していくか、それをどう着実に進んでいくのかを注視しながら適正に判断していく」と話すにとどめた。
佐々木氏の会見について、安住アナは「私もTBSで働く人間の1人として、この社長の会見をしっかり見ましたが、私自身としては、まだまだ検証や改革が足りないと自覚しています。少なくともこの番組の中で皆さんに進捗状況をお伝えしてまいりたいと考えています」と自身の見解を話した。