“タモリ詣で”49日で見習い運転手に 岩井ジョニ男「怒りを通り越してあきれたんでしょう」
2023年09月22日 17:39
芸能
タモリからは「弟子は取らないよ」と、当然ながら門前払い。それでも「毎日毎日、通いまして」とあきらめずに通い続けた。「よく雨が降ってまして、シチュエーションが良かったんです。そぼ降る雨降る中、私が待ってるわけですから。何となく向こうの心も揺れ動いている…」。勝手に想像でタモリの心境を話す岩井に、放送作家でタレントの高田文夫は「向こうは迷惑なんだよ!お前だけイメージして雨がそぼ降るなんて…」と猛ツッコミを入れた。
それでも、タモリ詣でを1カ月ほど続けたある日、タモリが自室に通してくれたことがあったという。「タモリさんがバスローブで出てきて、全然しゃべらないで。しゃべり出したなと思ったら、“この世界はフィーリングだから、それを君に教えることはできないから。あと近所迷惑だから、二度と来ないでくれ”と、正式に断られた」。地元では弟子入り成功を見込んで友達がパーティーを準備してくれていたが、まさかの残念会に。その席で酒に酔いながら、「やっぱいいこと言うなと思ったら、よし、また明日行こうと。もうちょっと話を聞いてみたくなった」と、翌日以降も通うことを決意したという。
もちろんタモリは仰天。「“あれ?昨日言ったこと、分からなかったの?”って、膝から崩れ落ちてました」。岩井はその後も懲りずに20日ほど通ったといい、「トータル49日、通ったんですけど。怒りを通り越して、あきれたんでしょう。最終的には“免許あるか?”ということで、3カ月見習いでみたいな形で運転手になったという。そんなふうになってタモリさんのところに入った」と振り返っていた。