中澤佑二氏 プロ入りのきっかけは“年齢詐称”?「20歳なんですけどいいですか?って言ったら…」
2023年09月23日 18:22
芸能
帰国後はJリーグのクラブに売り込みを開始した。「手当たり次第電話をして、“ブラジル留学から帰った中澤です。どうか僕のことを見てください”と、全チームにかけて、全チームにファクスを送って。当時ブラジルで試合には出ていたので、出ましたよという写真もコピーで添えて」。ところが結果は芳しくなく、「手当たり次第やったんですけど、全部落っこちました」と明かした。
そんな中澤氏の様子を不憫に思ったのか、母校の監督が練習試合のメンバーに組み込んでくれたという。番組では当時の写真が紹介されたが、18歳の中に混じった20歳の中澤氏だけ体がひと周り大きく、ロン毛。異様な存在感に、スタジオでは笑いが起きていた。
相手は強豪の東京Vユースだったが、監督が「戦術は中澤で行くから。中澤を売り込むために、全部ボール集めろ」とイレブンに指示。そのかいあって、中澤氏はヘディングシュートを決めて試合も勝利したという。
その活躍ぶりを、東京V側も評価。中澤氏を誘ってくれたという。ところが、ここでネックになったのが、“年齢詐称”。「“20歳なんですけどいいですか?”って言ったら、“じゃあいらない”って」。それでも、中澤氏は必死に頼み込み、練習生として加入したことを明かしていた。