博多大吉 突然の番組打ち切りでアメリカ留学のはずが1年間の引きこもり生活「“家におれ”しか」

2023年09月24日 15:23

芸能

博多大吉 突然の番組打ち切りでアメリカ留学のはずが1年間の引きこもり生活「“家におれ”しか」
「博多華丸・大吉」の博多大吉 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉(52)が23日、TBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)に出演。若手時代に体験したまさかの“引きこもり生活”について語った。
 大学時代に落語研究会で相方・華丸に出会い、コンビ結成。その後、福岡吉本興業1期生として19歳で芸人人生をスタートさせた。

 MCの加藤浩次が「1期はルールがないし、先輩もいないし、ムチャクチャでしょ?」と聞くと、大吉も「はい。吉本の社員さんがルールだから。むちゃくちゃな所長さんがいて、さんまさんの元マネジャーさんで、すべてがさんまさん基準だから。さんまさんに比べて“何でできへんねん!”って。その人がもめるんですよ」と話した。

 「一番もめたのはテレビ局とめちゃくちゃもめられまして」と大吉。「“うちのタレント出しません”ってすぐ言うんですよ。“お前らも行くな”って。でも、レギュラーの生放送行かないわけいかない、仕事だし。スケジュールの連絡が直で来るようになったんですよ。それでしばらくやっていて、番組のリニューアルに伴って、当時、『電波少年』が流行ってて、“誰か海外に行くか”みたいな企画が立ち上がって、僕が行くことになったんですよ。僕がアメリカで1年間、留学する企画で。生放送で“行ってきま~す。4月からアメリカからVTR送りますので、お楽しみ!”って、生放送終わった直後に、所長が怒鳴り込んで来て“聞いてへん”と。めちゃくちゃ、史上最大級にもめて、結局、その番組が打ち切りなったんですよ」と驚きの展開を明かした。

 「今だったらSNSで“実は…”って言えるけど、当時何もなかったんで、生放送で“行ってきます”で終わったんで“僕、どうなるんだろう”って…。“吉本が何とか行かせてやるから、ビザとかの関係があるからちょっと待っとけ”と。一応、“生放送で言った手前、あんま外とか行くなよ”って言われてたから、ずっと家で待機してたんですよ。1カ月経とうが、2カ月経とうが何も連絡もないから、結局1年間、待機」とアメリカ留学のはずが1年間の“引きこもり生活”となってしまったという。

 その頃、たまたま華丸はピンでFMラジオのDJの仕事がスタート。「初回のゲストが長瀬智也さん。その番組が人気番組になって、どんどん取り残されていく感じ」と取り残された心境を振り返り、「僕は何をしていいかわからなくて、“家におれ”しか言われないから」と苦笑した。
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