大沢たかお 俳優「辞めるつもりだった」かつて休業したワケ 「家庭や子供がいないからそういう選択が…」
2023年09月24日 17:18
芸能
これまでの人生を振り返り、「もともと映画少年だったけど、見るものだと思ってて。学生になって、たまたまスカウトでファッションモデルになって。とりあえずファッションでって思ったけど、なんかそれも嫌になってやめちゃって。無職してる間に、ファッションモデル時代のマネジャーさんが何もしてないなら、俳優とかやってみるのはこれからの時代ありかもよって」と俳優に転身するきっかけを明かした。
「それも芝居が楽しかったわけじゃなくて、作品見ると一つのドラマになってて、すごい面白いなって。そっから気づいたら30年みたいな感じだった。出てみませんかって言われるのが嬉しくて、なんとか自分が応えたいって思ってるだけ」と夢中のままに過ごしてきたという。
かつて一時休業していたことがあり、その理由を聞かれて「お客さんを喜ばせられないって思っちゃうとダメなんですよね。だったらやらない方がいいと思って。中途半端にやるなら、やんないで穴の中でも入ってる方がいいってただ思っちゃう。休養っていうか、辞めるつもりだったんですよね。ただ、不思議なもので1、2年すると、ポンって連絡が来て。(松橋氏がプロデューサーの一人だった)『キングダム』っていう作品があるですよ…とか。こんだけ難易度高いものなら、最後これを一つ花道にして、けじめつけられるかなって思って、やってるのを繰り返してる感じなんですよ」と述べた。
「だけど、僕はたまたま家庭や子供がいないからそういう選択ができる。自分が食べさせなきゃいけないってなったらちょっと違うタイプになってたかもしれないけど。そこはわがままにやってこれちゃったんで…」と率直な思いを語った。