DJ社長 一時借金10億…厳しい懐事情、クラファン呼びかけも批判殺到で中止「申し訳ありません」と謝罪

2023年09月25日 11:03

芸能

DJ社長 一時借金10億…厳しい懐事情、クラファン呼びかけも批判殺到で中止「申し訳ありません」と謝罪
DJ社長のインスタグラム(@djshacho_candyfoxx)から
 5人組音楽ユニット「Repezen Foxx」のDJ社長が25日までに自身のYouTubeを更新。現在の借金状況を告白し、クラウドファンディングを呼び掛けた動画に批判が相次いだため、クラウドファンディングを中止すると明らかにした。
 動画では「冗談抜きの緊急事態で」と切羽詰まった様子でDJ社長が登場。8年前、「レペゼン地球」結成時から振り返った。

 海外進出を強く意識する中、新たなグループ「Candy Foxx」の活動のために億単位で借金。ストーリー性のあるMVを作ろうと製作費やプロモーション代としてつぎこんだ。「その時借金はだいたい5億くらいだったんですけど、もう活動を続けるお金もない」とCandy Foxxも活動を休止した。

 その後、自分たちの歌で勝負しようと「Repezen Fox」として活動を開始。コロナ禍もあけ始め、米国に3カ月滞在し、海外進出を目指したが「お金だけが流れて全部うまくいかなかった」。東南アジアに活動の場所を移して成果は出たものの、日本人離れが加速し「オワコンじゃんって言われて。ファンクラブの数とかも10分の1くらいになっちゃった時もあった。日本のファンが全然いない状態になっちゃった」と語った。

 昨年夏から再び日本での活動に注力。しかし借金はたまる一方で、昨年末には「メンバーにも給料日に給料が払えないっていう状況と。社長として絶対やっちゃダメなことをしていた。絵にかいたような自転車操業で借金は9億になりました」と告白。借金は総額10億に膨れ上がった。

 それでも「日本でスーパースターになるためにドームをやりたい。世界一のファンクラブを作りたい」と資金繰りに奔走。融資してくれる人を見つけたものの、当日になって貸してもらえなくなるアクシデントに見舞われ、結局、また別の人から借金をして夏の活動を乗り切った。

 その間に実はドーム公演の日取りも決定したというが、前金5億円の支払い期限が9月末に迫る中で資金のめどが立っていないという。もう借金で補填はしないと決めたため「5億円中5億足りないです。これを飛ばしたらどうなるか…単刀直入に、助けてほしいなと。稼いで返さないといけない。来週の支払い、5億円稼いで返したい」とクラウドファンディングを呼び掛けた。

 かつて自身の人生を振り返った動画に、多くの人から反響があったことを涙ながらに振り返り、「会社の社長として情けない。ただ、打つ手がなくて、視聴者に泣きつくしかない状態になっていること、本当に申し訳ないです」と頭を下げた。

 この動画に視聴者からは応援する声もある一方で、批判も殺到。「ドームどうこうより従業員に給料を払う事が先だよ。ドームが出来なくなってもファンは地道に頑張るレペゼンを見たいと思うよ」「借金を返すために借金をするのは辞めましょう!」「融資してくれた社長だけじゃなく視聴者も裏切ってるぞ これは応援しづらい」「筋を通してください」「いつまで借金あることを自慢げにしてるの」「この人もう無理だなと思った。普通に働いてよ」などと辛らつな意見や苦言も多く寄せられた。

 これを受け、新たな動画をYouTubeに投稿。「たくさんの人を不安にさせたり、ファンにもご心配おかけしました。申し訳ありません。動画出してみて、反響を見て決めたことがあります。クラファンやめます!」と謝罪し、中止を宣言。

 「コメント欄に、クラファンして人の金でドームに立つなんでどうなんだとか、お涙ちょうだいで泣き落として物を買ってくれってどうなんだっていうコメントありました。確かにごもっともです」と神妙に話した。

 「正々堂々としっかり自分と稼げと言われたので」と、改めてベストアルバムを作って販売することを宣言。CDにスペシャルグッズや動画をつけた8万円のパッケージやハイタッチ券付きCDなども企画したことを明かし、スポンサー募集なども呼びかけていた。
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