NHK「ブギウギ」　作曲家役・草なぎ剛が全力で音楽の楽しさ表現

　10月2日に次期NHK連続テレビ小説「ブギウギ」（月～金曜前8・00）がスタートする。戦後の大スターでブギの女王と呼ばれた笠置シヅ子をモデルとした作品で、主演は趣里（33）が務める。趣里と同じく重要な役どころを務めるのが、服部良一さんをモデルとした作曲家役の草なぎ剛（49）だ。 　笠置と服部さんは「東京ブギウギ」など数多くの代表曲を生み出した。今作での草なぎもヒロインを一流歌手に育てる役どころとなる。制作統括の福岡利武氏と草なぎは2021年に放送された大河ドラマ「青天を衝け」でも仕事をした。その時は主人公・渋沢栄一と生涯にわたり交流した徳川慶喜役を草なぎが演じた。福岡氏は「その時の演技を見て、今度は草なぎさんの明るさをドーンと押し出すような役を見てみたいと思った」とオファーの経緯を明かした。

　草なぎも今回の大役に向けて「服部さんの楽曲を聴き、収録に臨みたいと思います」とコメント。福岡氏も「服部さんがモデルの役を演じるのは大変難しいと思う。でも音楽の楽しさを全力で表現していただければ」と期待を寄せた。