「らんまん」軍師・寿恵子が最後のひと押し「大増刷」万太郎ついに理学博士!ネット喝采「天性の商売人」

2023年09月27日 08:15

芸能

「らんまん」軍師・寿恵子が最後のひと押し「大増刷」万太郎ついに理学博士!ネット喝采「天性の商売人」
連続テレビ小説「らんまん」第128話。寿恵子(浜辺美波)も万太郎(神木隆之介)に「理学博士になってください。そうしたら…」(C)NHK Photo By 提供写真
 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は27日、第128話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第128話は、波多野(前原滉)徳永(田中哲司)の推薦により、万太郎(神木隆之介)は理学博士になることに。寿恵子(浜辺美波)は心から喜ぶ…という展開。

 大学に散々不義理をした、そして図鑑が未完成だと、万太郎は波多野の申し出を固辞した。

 干物の調理中、寿恵子は過日の急須に続き、菜箸を落としてしまう。

 万太郎の原稿を目にした波多野と藤丸(前原瑞樹)は驚き。植物採集、研究、論文執筆、新種発表まで1人で行っていた。

 波多野は「客観的に見ても、信じられない偉業を成し遂げているんだ。国内だけでこれだけ新種を発表している人間なんて、古今東西、万さん1人だ。万さんは事実として、世界最高峰の植物分類学者なんだよ」「傲慢だよ。槙野万太郎は自分の意思でここまで来たと思っているんでしょ。槙野万太郎がここにいるのは、時代なのか、摂理なのか、そういうものに呼ばれてここにいるんだ」「僕と野宮(亀田佳明)さんだってそうだ。世紀の大発見をしたよ。でもなんで、その役目が僕らだったのかは分からない。けど僕は、引き受けることにした。称賛と引き換えに、学問に貢献する立場と義務を。理学博士になるんだ、槙野万太郎」――。

 寿恵子も割って入り「勘違いしています。図鑑を成し遂げてから?そんなの遅いですよ。先に理学博士になったら、売れるじゃないですか。理学博士が、満を持して植物図鑑を出すとなったら、売れに売れて、売り切れ御免の、大増刷ですよ」「万太郎さん、理学博士になってください。そうしたら、この国の植物学に、あなたの名前が刻まれるでしょ。あなたの名前が、永遠に」――。

 SNS上には「槙野万太郎なんて変なやつ。なんと愛のある言葉」「波多野くんの説得力。寿恵ちゃんが最後の推し活」「寿恵子:先に理学博士になった売れるじゃないですか!すげーw」「いかにも寿恵子さんらしい励まし方」「寿恵子、店を引退しても一貫して天性の商売人としての筋が一本通っててかっけー」などの声が上がった。

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