俳優人生51年の笹野高史 役者を目指したきっかけは亡き母と見た映画「脇にいる人たちばっかり見てた」

2023年09月27日 14:47

芸能

俳優人生51年の笹野高史 役者を目指したきっかけは亡き母と見た映画「脇にいる人たちばっかり見てた」
笹野高史 Photo By スポニチ
 俳優の笹野高史(75)が、27日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。役者を目指したきっかけを語った。
 俳優人生51年を迎えた笹野は、役者を目指したきっかけについて「昔、母親が見せてくれた映画の影響って強いんだなって思いました」と回想。「母親がスクリーン見て泣いたりしてるんですよ。ハンカチあてて…。こっちはおかしく感じながら“お母ちゃん泣いてる”って。家では泣いてる姿見せたことないから」と少年だった自身は初めて映画というものに触れ、スクリーンを見て泣く母が面白く感じたという。

 その母親が11歳の時に逝去。「母親が好きだった映画はなんだったんだろうなって、中学の頃に映画館に通うようになって、見てみたら、スクリーンに写ってる人は映画俳優。職業でやってるってことが分かりました」と俳優という職業を意識するようになった。

 そして「母親が食い入るように見ていた映画俳優。ああいう職業も面白いのではと思って、それからしげしげ見るようになった」と映画にハマった笹野少年。ただ、「どうも僕が興味持つのは主役の格好良い人じゃなくて、脇にいる人たちばっかり見てたように後になって思うんです」と脇役に目がいくようになったといい「脇の人たち、個性的な人が多ございまして、あくの強い個性的な人。そういう人たちが別の映画ではまた違う役をやっていたりするのが不思議に思えて、面白い仕事だなって志しました」と役者を目指したと語った。
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