「BMSG FES」東京公演で一部ステージ＆モニタ見えず「お詫び」　払い戻し対応「再発防止を徹底」

　音楽フェス「BMSG FES’23」の公式サイトが28日に更新され、東京公演のエリア内の一部で、機材などでステージ演出やモニター映像が見えない席が発生したとして謝罪した。 　同イベントはSKY-HI率いるマネジメント／レーベル・BMSGの所属アーティスト総勢23人が集結する音楽フェス。東京公演は東京体育館で9月23、24日に開催された。

　サイトでは「この度、2023年9月23日・24日に開催いたしました『BMSG FES’23』東京体育館公演におきまして、弊社およびライブ制作会社の認識と実際の座席での観覧シミュレーションが不足していたことにより、席種『A席』エリア内の一部で、機材や環境等の影響によりステージ演出やモニター映像もご観覧いただけない座席が発生いたしました」と報告。「公演を楽しみにご来場いただいた皆様に、多大なご迷惑をお掛けすることとなってしまいましたことを深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」と謝罪した。

　「A席」チケットの注釈では「ステージサイドまたはステージ後方のお席となる為、ステージや演出の一部が見えづらいお席となります」と記載されていたところ、実際には「ステージ上及び客席に設置した機材、パネル等の影響によりステージ上のパフォーマンスやモニターを観覧出来ない座席が含まれていた」という。該当席の購入者には払い戻しの対応を取る。

　同フェスは9月30日と10月1日に、大阪城ホールでの大阪公演も予定しており、「東京体育館公演での事象を踏まえ、該当エリアの座席からの観覧状況の確認と場内設備の見直しを含め、観覧環境を最大限改善できるよう各所で調整を行っております」と説明。そのうえで、大阪公演鑑賞後、「A席」チケットで払い戻しを希望する場合は対応する。

　「この度は『BMSG FES’23』を楽しみにして頂いた皆様にご迷惑、ご心配をおかけしてしまいました事を改めてお詫び申し上げます」と改めて謝罪。「BMSGの理念に多大な信頼を寄せてくださっている皆様に対し、本来お届けしたいエンターテインメントをお受け取りいただけない座席を一席でも生じさせてしまいましたことを深く反省し、重大に受け止めております。今後こうした事態が起きないよう、そしてまたご来場いただき笑顔で会場を後にしていただくことを第一に考え、再発防止を徹底してまいります」とした。