フジ　キムタク「教場」の撮影延期は「スケジュールの問題」　スポンサーの影響はないと強調

　フジテレビは29日、東京・台場の同局で定例社長会見を行い、一部ドラマが制作延期になっていたことについて言及した。 　スポニチ本紙の取材では、俳優の木村拓哉が主演を務めるフジテレビの人気ドラマ「教場」シリーズのスペシャルドラマの制作が延期となったことが20日、分かった。関係者によると、来春放送で今秋の撮影を予定していた。木村をはじめこれまで出演してきた主役級のキャストが勢ぞろいするという。

　これについて、専務取締役の大多亮氏は「この秋に収録して来春くらいには放送したいという思いで編成と制作の中では動いていたことは事実。延期に至ったというのはスケジュールの問題もあった」とコメント。「当然、脚本の内容をもっと詰めたい、精査したいと、ディレクター、プロデューサー、キャストの木村さん含め、そういう状況の中で、直すとセットどうするとか、予算どうするとか、ロケ現場どうするとか、どんどん副次的事情が生まれていく。クランクインまでの時間との整合性を考えると、ここで無理して制作するのではなく来年にという話になったのが真相」と説明した。

　「あくまでも中止ではないし、木村さんも含めて話をして、来年よきところで制作できればという形で動いている」といい、スポンサーなどの影響は一切ないと語った。