古舘伊知郎　2日会見のジャニーズ事務所について持論展開　「当時から噂は聞いていたが、まさか…と」

　フリーアナウンサー古舘伊知郎（68）が1日、都内でABEMAの新番組「CAREER　DRAFT」（6日スタート、金曜後9・00）の公開収録に参加。終了後には報道陣の取材に応じ、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、2日に会見するジャニーズ事務所について持論を展開した。 　自身は過去にフジテレビ「夜のヒットスタジオ」や、テレビ朝日「報道ステーション」で司会を務めてきた。当時から「事務所の一連のやり方や同性愛の噂は聞いていた」と明かし、「ただ、まさかとも思っていた。僕自身も反省しなければいけないが、メディアは反省しているだけではダメ」と話す。「これまでNHKも民放もズブズブ。メディアは追及するのは得意だが、されるのは苦手なので、そこを乗り越えて欲しい」と語った。

　この日収録に臨んだのは、新たにスタートする新卒採用番組。就職活動を控えた約700人を超える就活生の中から優秀な学生を選び、企業担当者の前で自由に自己PR。各界の有識者や豪華タレント面接官による質疑応答が行われる内容だ。古館は参加者の思いや考えを引き出すファシリテーターとして出演する。

　就活のイメージについて問われると、「僕の年齢だと終活、エンディングノートになってしまう」と笑う。収録を終え、「今の学生たちは本当に優秀ですね。より学生を応援したくなりましたし、この番組を練習台にしてもらってもいいですよ」と番組をアピールした。