フジテレビの連続ドラマ「パリピ孔明」(水曜後10・00)が9月27日にスタートした。アニメ化もされた人気漫画が原作で、主演の向井理(41)演じる中国の三国時代の軍師・諸葛孔明が現代の東京・渋谷に転生し、新人歌手をプロデュースする物語。企画の髙木由佳氏とプロデューサーの八尾香澄氏によると、今作の構想は漫画の連載が始まったばかりの約3年前に立ち上がったという。
2人は以前にも共に仕事をした経験があり、八尾氏は「三国志好きの知り合いから漫画を教えてもらい、その世界観を映像にしたいと思いました。髙木さんがパリピということもあり、きっと面白い作品が作れるのではと考えました」と笑った。当時髙木氏は映画の部署だったため当初は映画の企画として考えていたが、後に編成部に異動。「ちょうど水曜10時のコンセプトが“ニューヒーロー”だったので孔明はぴったりでした」とドラマ化で話が進んだ。八尾氏も「映画で2時間にまとめるのは難しいと思っていた。でもドラマでできるということで、その世界観を存分に表現できることになりました」と力を込めた。