ジャニーズ事務所・東山社長が明かす 性被害者の被害者救済窓口に478人が申請、325人が補償求める
2023年10月02日 14:22
芸能
同事務所は裁判官経験のある弁護士3人による「被害者救済委員会」を作り、先月15日に開設した補償受付窓口で被害者の申請を開始していた。
この日の会見で東山社長は、救済委員会に478人の申し出があったと発表。そのうち、被害の補償を求めている人は325人という。「補償は11月からスタートさせていただきたいと思います」と、具体的な補償開始の時期について発表。「今後は被害者の相談窓口について、臨床心理士などにご相談いただき、被害者に寄り添う形を作っていきたい」とした。
現在は申し出があった人の所属履歴を調査している段階という。公法令順守の責任者となるチーフ・コンプライアンス・オフィサー(CCO)に就いた山田弁護士によると、現時点で所属が確認できた人数は150名程度だという。「救済委員会は聞き取り調査を開始している。弊社は救済委員会から補償額の提示を受けて、和解案としてご提示申し上げて、話し合いながら、補償となっていく、支払いをしていくと考えている」と述べた。
また補償金額の総額、人数については「適切な時期に適切な方法で報告したい」とした。