ジャニーズ事務所 性被害者の属性に言及せず「現役の方が多いのかとか、細かいところは控える」
2023年10月02日 15:10
芸能
同事務所は裁判官経験のある弁護士3人による「被害者救済委員会」を作り、先月15日に開設した補償受付窓口で被害者の申請を開始。478人からもう申し出があり、うち325人が補償を求めているとした。現在は150人ほどが事務所に所属した事実を確認できているという。公法令順守の責任者となるチーフ・コンプライアンス・オフィサー(CCO)に就いた山田弁護士は、「現在、(確認を)進めているところで、増えていく可能性はある」と説明した。
また申請者の属性についても質問が飛んだ。山田弁護士は「いつごろ在籍していたとか、現役の方が多いのかとか、属性の細かいところは控えさせていただく」と話すにとどめた。
今後は11月から被害者への補償額の支払いを開始する方針。補償額の算定方法について、山田弁護士は「被害者救済委員会の方で、さまざまな事情を考慮してご判断いただいていると考えている。弊社としては委員会から補償額として提示をいただいて、それを踏まえて基本的にはその金額を支払っていく」と述べた。