ジャニーズ事務所が2日、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、今後の会社運営についての会見を都内で行った。東山紀之新社長(57)は、記者からの「共犯だ」などの追及について「僕はセクハラをしたことはありません」と主張した。
ジャニー氏による性加害について、記者から「児童福祉法の観点から、共犯かほう助罪に当たるという解釈もあります」などと、東山社長の責任を追及される場面があった。「東山社長のセクハラも疑われていますが」と指摘されると、「まず私は、セクハラをしたことはありません」と主張。「パワハラ報道」については「パワハラを感じた方はいらっしゃるかもしれませんが、35年前から40年前のことでもありますし、僕自身は性加害ということについて理解することがちょっと難しかったと思います」と振り返った。
また、ジャニー氏による性加害問題については「新聞で読みました」と説明。「有罪というのが出て、その時も、世の中的にも、全然騒ぎにならず、これはどういうことなのかと」と、率直な思いを語った。