安住紳一郎アナ　ジャニーズ会見に私見「全容解明せずにこのままフタをすると思った人もいるかも」

　TBSの安住紳一郎アナウンサー（50）が3日、メインキャスターを務める朝の情報番組「THE　TIME，」（月～金曜前5・20）に出演。故ジャニー喜多川元社長による性加害をめぐり、ジャニーズ事務所が今後の会社運営について都内で会見を開いたことを受け、私見を述べた。 　番組では多くの時間を今回の会見について時間を割いた。その中で、安住アナは「二度とこういうことがないように、というのは全員の思いなんですが、なかなかそこに至るまで皆さんの意見がバラバラしている、ということなのかもしれません」とし「もしかすると、全容解明せずにこのままフタをするというようなことを昨日の会見で思った人もいるかもしれません」とも語った。

　「昨日の会見の混乱もそうですし、この問題を当初積極的に報じてこなかったマスコミに対して、憤りを感じている人も多いと思います」と述べた。

　会見では、従来のジャニーズ事務所の社名が「SMILE－UP.（スマイルアップ）」に変更され、被害者救済や補償に特化。東山紀之を社長、井ノ原快彦を副社長とする新たなエージェント会社を1カ月以内に立ち上げるとした。救済や補償の具体的時期、再発防止策などにも言及。2時間8分の会見では、「1記者1質問」のルールが伝えられたが、マイクを持っていない記者から罵声が飛ぶなど、一部混乱も見られた。