安住紳一郎アナ マスコミの一員として思い「私たちも改革、新しいルール作りが必要だと私自身も自覚」

2023年10月03日 09:08

芸能

安住紳一郎アナ マスコミの一員として思い「私たちも改革、新しいルール作りが必要だと私自身も自覚」
TBSの安住紳一郎アナウンサー Photo By スポニチ
 TBSの安住紳一郎アナウンサー(50)が3日、メインキャスターを務める朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)に出演。故ジャニー喜多川元社長による性加害をめぐり、ジャニーズ事務所が今後の会社運営について都内で会見を開いたことを受け、マスコミ側の人間として思いを語った。
 番組では多くの時間を今回の会見について時間を割いた。その中で、安住アナは「昨日の会見の混乱もそうですし、この問題を当初積極的に報じてこなかったマスコミに対して、憤りを感じている人も多いと思います」とコメントした。

 同局が9月13日付で同事務所に対して4項目の要望書を提出。2日には同日の会見を受けて「ジャニーズ事務所は、本日、記者会見を行い、ジャニー喜多川氏との決別を図る組織の見直しや人権方針の策定、被害者救済の進捗状況などを発表しました。これは、ジャニーズ事務所が被害者の救済・補償や人権侵害の防止に具体的に取り組み始めたことを示すもので、改革の緒についたものと受け止めています。TBSは先日行ったジャニーズ事務所への要望に基づき、今後も定期的な対話を通じて、被害者の救済や二度と人権侵害を起こさないような組織体制の構築をより具体的に進めるよう促して参ります」とする、コメントを発表。安住アナはこれを読み上げた。

 その上で「二度とこのようなことが起きないように、であれば、取り引き企業である私たちも改革、新しいルール作りが必要だと私自身も自覚しています」と表情を引き締めた。

 2日の会見で、従来のジャニーズ事務所の社名は「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更され、被害者救済や補償に特化。東山紀之を社長、井ノ原快彦を副社長とする新たなエージェント会社を1カ月以内に立ち上げるとした。救済や補償の具体的時期、再発防止策などにも言及。2時間8分の会見では、「1記者1質問」のルールが伝えられたが、マイクを持っていない記者から罵声が飛ぶなど、一部混乱も見られた。
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