バービー ジャニーズ問題で見解「抜け出せないまま、大人になっている方はいまだに多いんじゃないか」

2023年10月03日 16:47

芸能

バービー ジャニーズ問題で見解「抜け出せないまま、大人になっている方はいまだに多いんじゃないか」
「フォーリンラブ」のバービー Photo By スポニチ
 お笑いタレントのバービー(39)3日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。故ジャニー喜多川元社長による性加害を受け、ジャニーズ事務所が開いた2度目の会見についてコメントした。
 2日の会見で、従来の同事務所は「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に社名変更され、被害者救済や補償に特化。東山紀之を新社長、井ノ原快彦を副社長とするエージェント会社を1カ月以内に立ち上げるとした。救済や補償の具体的時期、再発防止策などにも言及した。

 会見の中で、東山社長は「一人のタレントとして合宿所にはいましたが、そこは触れてはいけない部分みたいな、立ち入ってはいけないような感じがありました。見て見ぬふりと言われたら、その通り」と発言。井ノ原副社長も「絶対的な支配の中にいたんだと思います。それは巧妙な手口だと思います。その本当に得体の知れない恐ろしい空気感というものを僕は知ってます」と語った。

 バービーは井ノ原の「巧妙な手口だった」という言葉に触れ、「それは子供たちじゃなくて、いまだに大人になった被害者の方たちの中にもまだその洗脳が解けていない人がいるんじゃないかと思っている」と指摘。「被害者なのに、何か共犯の意識とか罪の意識とかを植えつけられているところでいうと、それが本当に巧妙な手口だなと思ってしまって…」と口にした。

 「そこから抜け出せないまま、大人になっていっている方はいまだに多いんじゃないかと思ってしまいます」と見解。「それを含めて“得体の知れない空気感”だなって。そこが複雑に絡み合っているところが凄く…」と話した。

 さらに、東山、井ノ原が新会社の社長、副社長に就くことについては「タレントさんはタレントさんで、いってほしい。そういう姿を見続けたいなという気持ちは視聴者としてはありますね。外部の人が経営に回ったほうが新しい空気が入るかなというのも分かります」と私見を述べた。
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