金子恵美氏　会見欠席のジュリー氏の体調に理解も私見「病状分かっていたら、代表に就くべきでなかった」

　元衆院議員の金子恵美氏（45）が3日、TOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）に生出演し、2日にジャニーズ事務所が開いた会見に藤島ジュリー景子社長が欠席したことについて私見を語った。 　ジュリー氏は9月の会見には出席し、被害者らに謝罪したものの、2日の会見は欠席。会見に当たってしたためた手紙を、井ノ原快彦が代読した。手紙では自身がパニック障害と診断されていたことが明かされ、「みなさんの前でお話したいことを過呼吸にならずにお伝えできる自信がなく、このようなお手紙にさせていただきました。誠に申し訳ございません」と、会見欠席の理由が記されていた。

　金子氏は「体調不良ということは尊重して、本当に体調不良だと思うので、今回が出られないのは仕方なかったと思う」と、欠席については理解を示した。

　一方で金子氏は、体調不安を抱えるジュリー氏が企業のトップに立っていたを疑問視。「過呼吸にならずに言うことができないというメッセージだったんですけど、今回のようなことが起こる前から、体調というか病状というのが分かっていると考えると、そもそも代表に就くべきではなかったはず」と指摘した。

　法人のトップとして、問題が起きた場合に説明責任を果たさなければならない場面も想定される。「トラブルの時に経営責任が問われた時に、答えることができない人が代表に就いていたということが、法人として未熟であったんだろうなと露呈した」と首をかしげ、「株主として存在するだけで、経営に携わってはいけない方だったのかなということが分かってしまった」と語った。