風間晋氏　突然の病院の事業停止に「地方は特に人口減、高齢化…基礎的な条件が進んでいる」

　フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が4日、同局の情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。北海道北見市の北見中央病院が経営悪化を理由に事業を停止したことについて言及した。 　新型コロナウイルスの影響で業績が悪化したことが事業停止の主な要因。現在、入院している患者の転院手続きを終えた後に、自己破産を申請する予定になっている。

　北見中央病院は1968年に石川外科病院として開業し、1978年に北見中央病院に名称を変更。内科、外科、整形外科など7つの診療科がある。

　風間氏は「僕自身は、コロナの影響っていうのはもちろん大きなものがあるとは思っているんですけれども、それ以前にやはり日本の、特に地方においては人口が本当にどんどん少なくなってきていて、そして高齢化が進んでいる。そういう基礎的な条件というのが進んでいると思うんですよ。そういうのを個々の病院ってのを圧迫しているっていう大きな流れを見逃しちゃいけないんじゃないかなと思っています」と自身の見解を述べた。