NHK、TBSなどで活躍の美人気象キャスター 2児抱え東大大学院修了「すごい」「いよいよ科学者」の声

2023年10月04日 11:04

芸能

NHK、TBSなどで活躍の美人気象キャスター 2児抱え東大大学院修了「すごい」「いよいよ科学者」の声
セント・フォース公式インスタグラム(@centforce.official)から
 気象予報士の井田寛子さん(45)が4日までに自身のブログを更新。東大大学院修士課程を修了したことを報告した。芸能事務所「セント・フォース」の公式インスタグラムでも報告した。
 「9月をもって東京大学院総合文化研究科広域科学専攻の修士課程を終え、修士の学位を得ました。この2年間、学業に仕事に育児に大変濃密でした」と報告。

 夫の転勤に伴って沖縄に移住していたが「2年前、転勤先の沖縄から東京に戻ったタイミングで大学院に入ることを決めました。社会人になり気象予報士として活動する中、気象という枠から気候というグローバルな視点に興味が広がり、気候変動問題について役に立てる人になりたいと思いました。大学院で学位を得ることは長年の目標でもありましたが、仕事や育児で思うように時間を取れずにいました」と振り返った。

 大学院進学を決意したのは「複数のタイミングが重なったことにあります。尊敬する先生の研究室が開かれることを知ったこと、大学が家や職場に近かったこと、オンラインで授業を受けることができたこと。これらにより、学業と仕事、育児を何とか両立することができました」と環境が整っていたことに加え、「何より背中を押したのは、兼ねてから仕事では度々ご一緒していた気候科学者の江守正多先生が大学で初めて研究室を持つということで、これは今しかない、と大きな一歩を踏み出すことができました」とつづった。

 「受験をするような頭脳は遠いどこかに置いてきてしまったようで、試験はそれなりに大変でしたが、何とか入学することができました。当時は娘が1歳と3歳。同時に10時~19時までのNHKラジオ勤務が重なり、合間に授業を受け、勤務が終わると保育園の迎えに行くというなかなかハードなスケジュールでした。特に論文を提出するまでの数か月間は、いつでもどこでもパソコンを開き、子供たちを寝かしつけてはパソコンを開き、娘たちとも向き合えていなかったと思います。この2年間協力をしてくれた家族や理解をしてくれた周りの人たちには心から感謝でいっぱいです」と育児と仕事との「三刀流」を乗り切り、感謝した。

 研究テーマは「気候変動問題について日本のテレビ放送はどう伝えてきたのか」で、「学位に恥じないよう、今後も気候変動や気象に関するコミュニケーションを極め、発信していきたいと思います」と意気込みで結んだ。

 ユーザーからは「すごい…おめでとうございます!」「またお元気な姿おテレビで拝見したいで気象解説お願いします」「いよいよ、科学者ですね」「井田さんの頑張りにはほんと頭が下がります」などとコメントが寄せられた。

 井田さんは筑波大卒業後、製薬会社を経てキャスターに転身。NHK「ニュースウオッチ9」などの気象ニュース担当したほか、TBS「あさチャン!」気象キャスターなどを務め、人気を博した。私生活では15年にNHKのディレクターと結婚。2018年元日に第1子、20年には第2子を出産したことを発表した。

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