玉川徹氏 大阪万博建設費1・8倍で私案「入場費を上げるべき。関心ない人が過半数。行く人が負担すべき」

2023年10月04日 11:29

芸能

玉川徹氏 大阪万博建設費1・8倍で私案「入場費を上げるべき。関心ない人が過半数。行く人が負担すべき」
テレビ朝日 Photo By スポニチ
 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が4日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。建設費の上振れが指摘される2025年大阪・関西万博についてコメントした。
 建設費は、当初は約1250億円だったが、その後、1850億円に膨れ上がり、関係者によると、さらに2300億円程度に増えるとみられる。会場建設費は国、大阪府・市、経済界で3分の1ずつ負担する仕組み。3分の2が税金で賄われることになる。

 1250億円から1800億円に増えた2020年に当時の井上信治万博担当相(衆院東京25区)は「今回の金額は上限」、大阪府・吉村洋文知事も「これが増加の話としては最後」としていた。さらに上積みされて2300億円となる現状に、吉村知事は9月28日の会見で「建設費という意味では、ここが最後」と話している。

 玉川氏は「(2005年開催の)愛知万博は縮小したんですよね。それで、当初の金額に何とかおさめようとしてやった。できるんですよね。なので(大阪万博は)増えるのが前提になっているんですかって思いますよね。増えないようにしてくださいよと」と指摘。

 そのうえで「それでもどうしても増えるというのであれば、国民に負担を求めるのは納得できない。大阪万博への関心のアンケートで6割が関心ないといっている」とし、「過半数が関心ないものに、増えたので国民の皆さんは税金を払ってくださいといえる?縮小もできないっていうんだったら、入場費を上げるべき。少なくともここに行くお客さんは見たくていくわけだから、その人たちが負担すればいいんじゃないですか。6割の人、行かない人に負担させるのはどうかと思いますよ」と自身の考えを述べた。

 これについて、羽鳥慎一アナウンサーは「(アンケートは)8月の調査ですから、今後は分かりません。関心ないがずっと6割かどうか」と補足していた。
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