宮沢りえ 釜山国際映画祭に初参加「皆さんに支えられて逃げ出さずに来れた」 主演映画「月」

2023年10月05日 00:27

芸能

宮沢りえ 釜山国際映画祭に初参加「皆さんに支えられて逃げ出さずに来れた」 主演映画「月」
第28回釜山国際映画祭オープニングセレモニーレッドカーペットに登場した(左から)宮沢りえ、ソン・ガンホ、石井裕也監督 Photo By 提供写真
 女優の宮沢りえが4日、第28回釜山国際映画祭オープニングセレモニーのレッドカーペットを歩いた。主演映画「月」(監督石井裕也、13日公開)が「ジソク部門」に出品されている。
 宮沢は同映画祭に初参加。「まだホテルの周りしか見れておりませんが、空港からホテルに着くまで文化的な伝統ある風景と、近代的なビルが混在していてとてもエネルギッシュな街だと思いました。あと、参鶏湯が美味しかったです(笑い)」と語った。レッドカーペットでは映画祭のナビゲーターとして登壇している、映画「パラサイト 半地下の家族」で主演を務めた韓国の俳優ソン・ガンホと握手を交わした。

 映画は実際に相模原で起こった障害者殺傷事件を題材にした辺見庸による同名小説が原作。「洋子(宮沢が演じた役)が持っている様々な葛藤から逃げ出さずに、向き合い続けるということにとてもエネルギーが必要でしたし、時々逃げ出したくなることもありましたが、精神力を保つことが一番大変でした。でも監督のエネルギー、スタッフの誠実さ、そして頼もしいキャストの皆さんに支えられて逃げ出さずに来れたと思います」と振り返った。
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