安住紳一郎アナ ジャニーズ「NGリスト」報道に「リスト作ったとされるPR会社、独断であったならば…」
2023年10月05日 08:21
芸能
質疑応答は「1社1問」のルールが設けられ、司会を務めた元NHKアナウンサーの松本和也氏が指名する形で進行。リストを基に質問者を選別していた疑いが出てきた。
番組では今回の「NGリスト」について「NHKが夜のニュースで報じていました」と紹介。安住アナは「報道陣が294人、時間内に指名された記者が24人、前回の会見同様、運営を任されていたのは運営会社FTIコンサルティングという会社だったんですが、ジャニーズ事務所はPR会社がいわば勝手にやったことだと抗弁しております」と説明した。
安住アナは「驚いた方も多いと思いますが…」としつつも「少し問題の本質とはズレる話なので、これを長々と引っ張るのはどうかと思いますが」と私見。「特に今回は記者会見が生放送で中継されたということもあり、見ている人も感想もいろいろ感想を持ち、感情を抱いたということはあると思います」とした。
そのうえで「各紙いろいろと記事は載っていますけれども、会見で生中継で見た人はマスコミ記者のマナーが悪いや、質問の中に事実誤認があるという非難も当然多くて、今回はマスコミが積極的に報じてこなかったという側面から、追及する側、お前たちも片棒を担いだ側ではないかと世間は見ている、という複雑な感情がねじれているということもあるかもしれません。また一方で、罪を犯した側の現在の代表に質問をする場で、向こう側から提示された1文1問指名制という向こう側から提示されたルール通りに質問したところで、決して真実なんて引き出せないだろう、遠慮する必要はない、という記者側の気持ちもある程度分かります」と見解。「いずれにせよ、NGリストを作ったとされる今回のこのPR会社、独断であったとするならば、危機管理を請け負ったにも関わらず、逆に出直そうとしているジャニーズ事務所に足を大きく引っ張ったことは間違いなさそうです」とコメントした。
事務所はこの日夜、リストについて「弊社関係者は誰も見ていない」と関与を否定するコメントを発表。会見の前々日の打ち合わせで、「NG」と書かれた媒体リストを示され、副社長の井ノ原快彦が疑問を呈したところ、コンサル会社が「(会見の)後半で当てるようにする」と話したと説明している。